シンガポールの思い出

2010-2014年、星国に滞在していたときの記録

シンガポール 銀行口座を開く

シンガポールに引越してきた、銀行を開けなくちゃ!というときの必要最低限の情報はシンガポール情報局さんによくまとまっています。まずここを見ましょう。注:このエントリーで扱うのは、現地に住んでいるのための情報です。シンガポール国外在住で、投資用の銀行口座を開きたいひとは別のページを見てください。

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以下、個人的な印象論・メモです(2014年現在の情報)。

 

ローカル銀行以外にシティバンクHSBCスタンダードチャータード銀行などの外資系銀行もありますが、日常的に使う口座ならATM数が多いローカル銀行4行(DBS, POSB, OCBC, UOB)のいずれかが便利です。日本人を含む外国人はシティバンクを好むひとが多いですが、当地ではあまり良い評判を聞かない気がします。スタチャHSBCはATMほとんど見かけません。

ちなみにDBSとPOSB、OCBCUOBは提携関係にあるので、ATMの相互利用ができます(例:DBSカードでPOSB ATMから、OCBCカードでUOB ATMから引出しできる。手数料無料)。   DBSは最大手でATM台数も利用者も多いのですが、ATMに長蛇の列ができていることも多い印象です。DBSとPOSBのATMに行列ができてるかたわら、OCBCUOBのATMはがら空き・・・という光景を見かけたことは何度かあります。

しかしDBS/POSBはクレジットカードのプロモーション(特典)で結構良いもの(人気レストランで1割引等)を出してることが多いので、その関係もあって人気があるのでしょう。シンガポール航空と提携してるクレジットカードもありますし(UOBもあります)。 参考:シンガポールでマイルが貯まるクレジットカードはどれだ?

 

日常的な口座は既に持っていて、もう1つサブ口座を持ちたい、できれば利息がよいほうがいい!というときは、インターネットに転がってる銀行利息ランキングを参考に決めると良いと思います。ただしプロモーション等で頻繁に変わるので、直接銀行のサイトや窓口で確認する必要はあります。 参考:Singapore Bank Account Rates(銀行利息ランキングの一例)

 

こぼれ話として、日本人から見るとどの銀行も利率いいなーという感じですが、他の国から来たひとはよく「利息低い!ほぼ0だよ!」と言ってます。当地でも10−20年前は普通口座で5%くらい利息ついたとかなんとか。

もうひとつおまけ。銀行口座で投資信託等の取引もできますが、本格的に株式取引をしたい場合は信託口座を開設してしまったほうが便利です。ローカル銀行の信託部門(DBS Vickers Securities, OCBC Securities, UOB Securities)もありますが、オンライン取引サイトの使い勝手が良いのはPhillip Capitalという評判です。 参考:Phillip Capital

 

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