シンガポールの思い出

2010-2014年、星国に滞在していたときの記録

サル

当地に来てから何故かアウトドア派になっていて、週末はよくハイキング・トレッキングに出かけます。・・・と言うと、シンガポールに山なんてある? と訊かれることがあります。ちょっと難しい質問です。

なぜなら、この島にある一番高い山は標高163mのBukit Timah Hillだから。Mountainと表現すると、シンガポール人から「あれはmountainじゃなくてhillだ」と訂正されます。どんなところか興味が在る方はこちらにたくさん写真が掲載されているので、ざざっとご覧ください。
さすがほぼ赤道直下・熱帯の国で、色々な動植物が繁殖しています。また標高のわりに傾斜が急なコースもあり、1段30cmくらいある階段を上り下りしなければならないことも。

ここに行くとびっくりすることが1つあります。それは、サルの多さ。


こんな感じのサルが数え切れないほどいます。

はじめのうちは物珍しくてはしゃいでいましたが、あまりの数の多さに、最近は特に感動しなくなってしまいました。それに敵はなかなか図太く、人間の持っている「良さそうなもの」を見つけると、ためらいなく奪っていくので注意が必要です。

うっかり気を抜いて奴らの前で食べ歩きなんてすると、食料を奪われてしまいます。私の目の前で、現地の人が手に持っていた果物を奪われていたことも・・・。シンガポールに来てひったくりを見たのは、今のところあれが最初で最後です。