シンガポールの思い出

2010-2014年、星国に滞在していたときの記録

シンガポールでの銀行振込

ちょっとしたトラブルで銀行振込のやり方を見直すきっかけがあったので、シンガポールでの銀行振込について紹介します。(※以下はあくまで一外国人である筆者の体験の範囲での話です。正しい情報や不明点は、直接金融機関にご確認ください。)

まず前提として、シンガポール国内での振込はオンラインバンクで手続きすれば、基本的に手数料無料です。ちなみにATM使用料も24時間無料です。

というわけでオンラインでの手続きになりますが、個人宛の振込(3rd party funds transfer)でも業者宛てつまり携帯電話の支払いなど(bill payment)でも、まずは相手の振込先の情報を登録する必要があります。

<個人宛の振込先登録画面見本> Picture 3_2

同じ銀行同士だと口座番号のみを入力、違う銀行宛だと銀行名と支店番号と口座番号を入力します。

ここでのポイントは、名前に関する入力情報は「short name」だけであること。これはあくまで自分用の「short name」なので、適当に好きな名前をいれてOKです。日本のオンラインバンクと違って、相手の名前を入力する欄はありません。なので口座番号と名前が一致しなくて振込失敗なんてことはありません

<業者宛て振込の画面見本>

Picture 2 選択肢やプルダウン等で振込先の業者を選んで、customer numberっぽいもの(会社によって呼び名は異なります)を入力します。これだけです。

以上の手続きを完了すると、数日後に封書で「こういう内容で振込先を登録しました」と紙きれ一枚の手紙が来ますが、封書到着を待たずにオンライン登録直後から振込できるようになります。

登録ができてしまえば後は簡単です。振込自体は登録した口座を選択して、振込金額を入力してsubmitするだけ

不慣れなうちは数字だけで管理するシステムに不安を感じるかもしれませんが、慣れれば大丈夫☆☆☆  ・・・なわけがなく、今回の私は振込後1週間して、振込先から「お金が届いてないみたいなんだけど、もう一度確認してもらえる?」と連絡を貰って非常に焦りました。

ちなみに振込後相手の口座に入金されるまでの所要時間は「a few days」。即日とか翌日とか確かなことはよくわからないので、「振込したからしばらくすれば届くはず。よろしくー」という大ざっぱなことしか言えません。なので振込後1週間してから「届いてないみたい」と言われるのは別におかしなことではありません。

結局、今回は相手の確認ミスだったので大事には至りませんでしたが、もし口座番号を間違えて入力したら、違う人に送金されちゃうの?/もしカスタマー番号を間違えて入力したら、別の人として処理されちゃうの? と考えると今後も不安は拭えません。まあお金のことですから、緊張感を持って、間違えずに入力しろってことでしょうけれども・・・

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白藤 香

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