シンガポールの思い出

2010-2014年、星国に滞在していたときの記録

小切手 の 受け取り (シンガポール)

シンガポールでは小切手がよく普及しています。 銀行口座を開くと(だいたいの口座では)小切手帳が発行されるので、それを使って携帯電話や公共料金や雑誌の定期購読etc.,いろいろな支払いに小切手を使います。また友達や会社からお金を貰うときに、小切手で支払いを受けることもできます。

現地の友人にとっては「銀行振込よりも小切手の方が簡単だし気楽。だって小切手帳にさらさらっと書いて渡すだけでいいんだもん」という感覚らしいです(もちろん人によりますが)。 いっぽう、日本人の私は銀行で小切手帳を貰ったものの、自分から使うことはめったにありません。銀行振込のほうが慣れているので気軽です(といってもちょっと日本国内の銀行振込とは勝手が違うのではじめのうちは戸惑いました。このブログにも振込方法をまとめています)。

最近ちょっとした用事で小切手を受け取る機会がありました。 金額は書いてありますが、銀行口座に入金しなければ小切手もただの紙切れです。(下の画像では値段や払い先等、個人情報に関わる部分を消してあります。) IMG_0227

さて、ここで問題が。「小切手をどうやってお金にすれば良いのかよくわからない」!

webで調べたところ、小切手の裏面に名前と自分の口座番号を記入すれば良いらしい。 「これでいいのかな?」と思いながら裏面に書いて(表面には何も記入せずに)、銀行にあるcheque postに投函。(下の画像の小切手上半分に、口座番号・自分の名前・携帯番号を記入しました。) IMG_0228

すると翌々日にちゃんと自分の口座にお金が振り込まれていました。ほっ。 入金のタイミングは翌日だったり、休み明けだったりするらしいので、不安だったら銀行スタッフに確認しましょう。

ちなみに。 小切手の名前と銀行口座の名前は、姓・名ともに一致していなければなりません。つまり、だんな様宛て小切手を奥様の口座に入れる等はできません。 またcheque postに投函した小切手は、返却してもらうことはできません。もしどーしても必要なときは、小切手のコピー:Image Return Documentを出してもらうことができますが、ここらへんの手続きはかなり面倒なので、不安が残る場合は投函前に銀行窓口に確認しましょう。銀行によっては窓口で処理してくれるところもあります。

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