シンガポールの思い出

2010-2014年、星国に滞在していたときの記録

印象的な英語表現

photo by neilalderney123

毎日英語でコミュニケーションしていると、テキストには載っていない様々な表現を聞くことができて楽しい。
今日は"just disregard question 1" という表現が印象に残った。
和英辞書で「無視」を調べるとignore, neglectらへんが出てくるので、私はいつもignoreを使っていた。間違いではないが、disregardという表現も使えるようになりたいと思った。

"regard"つながりで思い出すのは、前職の(欧州にいる)大ボスから、(日本にいる)ボス経由いただいた"best regards to kany"という表現。日本語にすれば「kanyにもよろしく」という感じか。

大ボスは豪快でパワフルで、機関銃のようにしゃべりまくる人。しかし、それと同時に周囲への気遣いをとても大切にする人で、部下の仕事については必ず名前を挙げて「これはAのお陰でとても順調にいっている」「Bのお陰であれは来月には完成する予定だ」等々感謝の言葉を忘れないし、遠隔地に居る部下(私)に宛てて、事ある毎に"best regards"というメッセージを送ってくれた。

英語では「よろしくお願いします」という便利な言葉が使えなくて困ることがあるが、「よろしく」の表す広い意味の1つに相当するのが"best regards"か・・・と、初めて聞いたときに感心した。遠くドイツの地から、長らく会っていない部下宛にメッセージをくれる大ボスの気遣いに感激したこととともに記憶に残っている。