シンガポールの思い出

2010-2014年、星国に滞在していたときの記録

台湾に行ってきた -タロコ国立公園編 その1(Taroko National Park Part 1)-

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シンガポールから台湾まではJetStarで5時間半。日本に行くより少し近い。四季のないシンガポールで「冬を感じたい!」と思ったときに(日本やオーストラリアよりも)気軽に行ける。いずれ行きたいと思っていたところ、シンガポール人の友人が行くというので便乗して参加。そして台北に住んでいる別の友人宅に泊めてもらえることになった。

自分は4泊5日の日程で

  • タロコ国立公園(渓谷)
  • 北投(温泉)
  • 猫空(茶畑)
  • 烏来(温泉)
  • 台湾国立大学(台北市郊外)
  • 龍山寺近辺(台北市中心部)

をまわった。最終日は夜まで遊んでから飛行機に乗ったので丸々5日間使った。タロコで現地に1泊した以外は、すべて台北市内の友人宅を拠点にしてMRT(地下鉄)と公共バスを使って日帰り。台湾は意外と大きいので、台南に行きたい山に登りたい等々やりたいことを増やすと2週間以上あっても足りない。なので今回は台北近郊+タロコ国立公園だけにした。

5日間で200枚以上の写真をとったので、少しずつ紹介していく。まずは1-2日目に行ったタロコ国立公園の写真を列挙する。ちなみに↑の写真も国立公園内のタロコ渓谷。

桃園国際空港から台北市内まではバスorタクシー、電車はまだない。タクシーよりバスのほうがもちろん安いし、本数もたくさんあるので便利。 R0013924

左:台北中央駅構内。右:特急電車に乗って(タロコ国立公園のある)花蓮市へ。 R0013926 R0013928

・・・の前にランチ、牛肉麺。美味しかった。台湾の食べ物は全体的にシンガポール食よりも日本人好みの味付けな気がした。(シンガポール人の友人は「シンガポールのほうが美味しい」と言っていたが、自分は台湾のごはんのほうが美味しいと思った。) R0013925

花蓮市行きの特急電車に乗り込んで出発。外身も中身も、日本の特急車両に似ていた。 R0013927 R0013929

特急に乗って2時間半で花蓮市に到着。着いた午後5時頃には既に日が傾いていた。1年中いつでも午後7時半まで明るいシンガポールから来ると、不思議な感じがした。その日は晩御飯を食べて、宿に泊まって終了。晩御飯は道ばたのお店で酸辣湯(サンラータン)と小龍包(シャオロンパオ)。ここの小龍包は肉まんみたいだった。同じく道ばたで売ってた大判焼き的なものも食べた。小豆が甘すぎずさっぱりしていて美味しかった。 R0013933 R0013930

2日目は朝から観光。ここ最近ずっと雨・・・と聞いていたが、この日も朝からどんより曇り空。まずは七星潭(チーシンタン)というビーチへ。あいにく曇っていたので自分の写真は薄暗いけど、晴れるとこんな爽やかな景色が見られるらしいR0013949

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そしてタロコ国立公園へ。↓は、山の入口にあった立派な門。 R0013957

雨が降っていて歩ける場所が限られていたが、まずは傘を差しつつ川沿いを散歩。この川の青々した水の色は、水流が岩を削って流れ出したミネラル分によるもの。ここ数週間雨が続いているそうで、青い水がどうどうと音を立てて流れていた。 R0013975 R0013974

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車で移動して、燕子口(ヤンズコウ)の「入口」を見る。肝心の燕子口歩道は、数週間続く雨のため土砂崩れが起きてしまい通行禁止とのこと。この道だけではなく、土砂崩れや落石注意で閉鎖されている道がたくさんあった。今年はいつになく雨が多く、地盤がかなり不安定な状態らしい。 R0013987 R0013985

燕子口からトンネルを挟んで橋を渡るとこんな風景が。岩・岩・岩。 R0013991R0013988

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タロコ渓谷は国立公園として開発される前は石の産地として有名で、大理石や石灰石、石英、銅、鉄などが採掘されていたらしい。大理石が浸食されてできたという渓谷は、何も知らずに見ていても「すごい」のひとこと。一説では大理石の埋蔵量3000億トンとか(!)。

ここで昼飯休憩して、午後は山の上にある観音堂に行った。

午後の様子は「その2」に続く〜。

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